金妍児さんが骨盤矯正して世界フィギュアへ



浅田真央さんのライバル、韓国の金妍児さんが骨盤のズレを矯正して日本で行われる「世界フィギュア」へ出場するため来日しました。



浅田真央のライバル、金妍児さんは、練習拠点のカナダ・トロントから母朴美姫さん、オーサー・コーチと成田空港に到着し、韓国メディアを含む約80人の報道陣に囲まれると「練習で腰に違和感があった。日本で最終調整する」と緊張気味に明かしました。



金妍児さんは昨年(2006年)12月上旬から椎間板(ついかんばん)ヘルニアに悩まされ、GPファイナル優勝後はアジア大会を欠場。韓国で伝統の韓方病院で骨盤のズレを矯正し、はり治療で回復に向かい、トロントで仕上げてきました。



しかし今月3月9日に腰痛が再発し、練習を中断した時期もあったとそうです。



中国の漢方を発達させた韓方医術は韓流ドラマ「チャングムの誓い」でも効果が紹介されているが、金は帰国して再び治療を受ける時間もないので、このまま「世界フィギュア」へ出場する見込みです。



腰痛が再発したとはいえ、金妍児さんが日本勢にとって最大の脅威となるのは間違いありません。



浅田真央には昨年の世界ジュニア、GPファイナルで連勝し、主要国際大会で2勝2敗。5種類の3回転ジャンプ、表現力は抜群。同じ初出場の浅田が200点以上で優勝宣言したと聞くと「フフッ」と鼻で笑ったあと、「みんな同じレベル。今季の最後で目標にしてきた大会だから頑張る」と、ライバル意識をのぞかせていました。



平成19年3月19日・日刊スポーツより一部引用



「世界フィギュア」の結果はどうなったのか?



ショートプログラムでは完璧な演技を見せてTOPに立った金妍児さんですが、フリーではジャンプミスなどが響き、結局3位となってしまいましたね。



逆に日本勢は、ショートでジャンプミスなどがあった浅田真央さんがフリーで完璧な演技で2位に入り、安藤美姫さんがショート、フリー共、安定した演技で優勝しました。



日本で行われた大会で日本勢の1,2という結果に、ファンの方も大満足だったのではないでしょうか。


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